近藤紘一の足跡
サイゴンの特派員 サンケイ新聞社のサイゴン特派員であった近藤紘一は、1975年に南ベトナム共和国の崩壊を見届けた。「サイゴン陥落」として知られる、ベトナム戦争終結の一部始終である。 近藤さんは、ジャーナリストとして、ベトナム、インドシナ及び東南…
majesticsaigon.hatenablog.jp 捨てる技術 文章に関わらず、作品を作り上げるには「捨てる技術」というものが重要だとは、よく言われることだ。例えばノンフィクションの作家は、知り得た多くの事実のうち、そのどれだけを削ぎ落として、「作品」として世に…
近藤紘一とは 近藤紘一(1940-1986)は、東京都出身のジャーナリスト、作家。サンケイ新聞の特派員として、「サイゴン陥落」を見届け、そのベトナム戦争終結の場面を「サイゴンの一番長い日」として刊行した。 サイゴンのいちばん長い日 (文春文庫 (269‐3)) …
サイゴン陥落 1975年4月30日、サイゴン陥落ー。 長く続いたベトナム戦争の終結を見届けた新聞記者、近藤紘一は、サイゴン陥落直前の状況を次のようにレポートした。 サイゴンはいま、音を立てて崩壊しつつある。つい二カ月前、いや一カ月前まではっきりと存…
サイゴンとの出会い 近藤紘一は、1975年に南ベトナム共和国において、ベトナム戦争終結に至る「サイゴンの一番ながい日」を経験することになる。日本の若きジャーナリストは如何にしてその歴史に立ち会うに至ったのか。 1963年に早稲田大学の仏文科を卒業し…
このブログについて このブログは、2016年2月25日に開設されました。近藤紘一さんに関わることを中心に、継続しているところです。最初に掲載した記事については、大幅に加筆修正し、次のとおり掲載しています。(2018年5月12日) 【その他の記事等】 ◇サイ…