Witness1975’s blog

サイゴン特派員 ジャーナリスト近藤紘一氏(1940-1986)について

(番外編)サイゴンレストラン

majesticsaigon.hatenablog.jp

サイゴンレストラン

 

 以前から、「サイゴン」についてインターネットで調べているときに、「サイゴン」の名を冠した飲食店があることに気が付いていた。その中で最も有名と思われるのが、池袋に存在する「サイゴンレストラン」だった。

 池袋駅から、サンシャイン60方向に適当に歩いていると、雑居ビルの3階の看板が目に入った。帰国してから約一月、早速ながらベトナム料理が食べたくなっていたので、これが機会と階段を登ってみることにした。

 

f:id:Witness1975:20180408194319j:plain

 狭い階段を登ると、バックヤードのような入口が現れる。どうやら、エレベーターで登ってくる人が多数派のようだった。

 

 f:id:Witness1975:20180408194152j:plain

 ドアを開けると、左胸にベトナム国旗をあしらった白い服の店員さんが、テーブル席へと案内してくれたが、私が座って間もなく満席となったらしい。店員さんが、私のところにやって来たので、私は自ら進んでカウンター席に移る旨を申し出た。

 カウンターに座ると、ベトナム料理の素材が香り、従業員さんがベトナム語でやり取りをしているのがよく聞こえて、異国情緒を味わうことができた。私も、お店も幸せだった、ということになる。

 

サイゴンセット

 

 ランチメニューには「サイゴンセット ¥1,480」というのがあって、パパイヤのサラダ、生春巻き、揚げ春巻き、ひき肉をライスペーパーで包んだものに加えて、メインとデザートが付くというものだった。ベトナムティーとコーヒーはセルフサービスである。

 ランチとしては高級だが、メインをビーフシチューと決めて注文をした。かつてのサイゴンでは牛肉は下等肉扱いだったそうだが、ベトナム風のビーフシチューはとてもおいしかった。店を出るときに分かったことだが、2017年のミシュランガイドに掲載されているらしかった。

 f:id:Witness1975:20180408194101j:plain

 同行者がいれば、春巻きをつまみにベトナムビールを味わってから・・・というのもよかったかもしれない。接客も丁寧で、また訪れたいお店ができた。

 

 

 

ミシュランガイド東京 2018

ミシュランガイド東京 2018