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Witness1975’s blog

サイゴン特派員 ジャーナリスト近藤紘一氏について

近藤家の人びと

近藤家の人びと

サイゴンから来た妻と娘」の文庫本(2013)には,文藝春秋社で近藤紘一の担当編集であった新井信氏が解説を寄せている。
 
その中で,近藤紘一が病床で次回作への意欲を伝えている描写がある。近藤紘一は,北杜夫の「楡家の人びと」に匹敵するような,近藤家の物語を書きたいと語ったという。楡家の人びとは,北杜夫の家族(歌人で医師の斎藤茂吉ほか)をモデルに大正、昭和戦前期にわたる精神科医一家を描いた作品である。
 同じく医家であった近藤家の人びとを,近藤紘一がどのように小説として描こうとしていたのか。あるいはそれは,文学史に残る作品となっていたかもしれない。

 「楡家の人びと」に倣い三部構成で「近藤家の人びと」描くとすれば,その始まりは,どうあっても医学の道に落ち着いたであろうと思われる。近藤紘一は,その第三部の主人公にどのような人物を据えようと考えただろうか。自らを色濃く反映したジャーナリストか,自身が選択しなかった医学の道,あるいは・・・

 私は,その作品のプロットとなったであろうはずの「近藤家の人びと」について調べてみた。そうすると,華麗なる一族,とでも言いたくなるような系図が見えてくる。素人の私が調べただけで分かるほど,世間に名を成した人物が多いのだ。可能な限り,その功績を辿ってみたいと考えた。もちろん,自己満足との謗りは免れえないのではないか,思う。

サイゴンから来た妻と娘 (文春文庫 こ 8-1)

サイゴンから来た妻と娘 (文春文庫 こ 8-1)

近藤紘一さんに関心のある方、お持ちになった方へ                                                -   乱雑なブログとなっていますが、よろしければぜひコメントをお願いします。近藤さんついて語れる場の一つになればよいな、と思っています。